その一つの立派な実に引っかかっていないように。
夢をみました。
リンゴのような実のついた木がありました。
しかし、立派な実は一つだけ。
それはそれは一つだけ赤く艶やかに光っていました。
大切に思われていました。
そこに、おばさんが来てその実の
枝を引っ張ります。
ああ、実がついてますよ。
と教えると、
いや引っかかっているんだよ。
と言って、枝を離しました。
枝は高く跳ね上がり、景色が広がると、その実はとなりの木の物で、元の木に戻りました。
元の木はたわわに実がなっていました。
☆☆☆
西遊記を思いだします。
天竺に着いたと思ったらニセだった。
世界の果てまで着いたと思ったらまだお釈迦さまの手の内だった。
自分が大きくなると、気づかず幻想に満足してしまうかもしれない。
素晴らしい教えは文字にはできない、、心で読まねば理解できないから。
一番の幸せは
大きな元の世界に帰れる事。
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